会社支給の生活マシンが Windows 8 な DynaBook から、MacBook Air(13 inch/2013) になったので土日でセットアップした話。
Homebrew 導入
まずは何はともあれ Homebrew を入れる。アプリケーション導入したりナントカはその後。
Homebrew
はいわゆる OS X のパッケージマネージャ。MacPorts
と双璧をなしているとかなんとか。
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/Homebrew/homebrew/go/install)"
正直 MacPorts
でも良かった気もしている。
homebrew-cask 導入
homebrew-cask は Homebrew
の拡張機能。Mac 用のバイナリフトウェアとかも管理できるようにする仕組み。(例: cyberduck
とか iterm2
とか・・・)
今回は特に App Store を基本方針使わない予定(会社支給品だし自分の Apple ID なんとなく使いたくない気がする・・・普通みんなどうしているのだろう)なので、パッケージ管理は重宝する(ハズ・・・)。
$ brew install caskroom/cask/brew-cask
各種コマンドラインツール導入
Mac を使っていて辛ぽよなのは、各種標準的なコマンド(例: rm
とか tar
とか・・・)が、BSD ライクな挙動で、普段使っている Linux のコマンドとはオプションや挙動が異なる点。
これを GNU な coreutils
、gnu-tar
を入れて凌ぐ。また、よく使いそうな git
と、あると便利な bash-completion
をまずは入れておく。
$ brew install coreutils gnu-tar bash-completion
bashrc にパスを通す
coreutils
や gnu-tar
を入れたので gnubin
へのにパスを通す。また同時に、好みの alias
も切っておく。ついでに、デフォルトで .bashrc
は読んでくれないようなので、.bash_profile
に読むように指定してあげる。
個人的に最も重要なことは、brew
コマンドの alias を yum
とする事である。
これで、パッケージをインストールするときに yum install ...
、検索するときに yum search ...
と、コマンドを反射的に叩いても困らない。
$ cat .bash_profile
if [ -f ~/.bashrc ] ; then
. ~/.bashrc
fi
export PATH=/usr/local/bin:$PATH
$ cat .bashrc
export PATH="/usr/local/opt/coreutils/libexec/gnubin:$PATH"
export PATH="/usr/local/opt/gnu-tar/libexec/gnubin:$PATH"
export MANPATH="/usr/local/opt/coreutils/libexec/gnuman:$MANPATH"
export EDITOR=vim
export GREP_OPTIONS="--color=always"
alias vi='vim'
alias ls='ls --color'
alias la='ls -la'
alias l='ls'
alias ll='ls -l'
alias wget='wget -c'
alias yum='brew'
alias yum-cask='brew cask'
alias date='LANG=en date'
alias softwareupdate='sudo softwareupdate'
brew
は yum
に。brew cask
は yum-cask
としておいた。あとは適当に。
使いそうなアプリケーションを導入する
生活必需品(と思われるアプリケーション類)をインストールしておく。早速 yum-cask
である。
$ yum-cask install appcleaner cyberduck iterm2 the-unarchiver cd-to karabiner onyx coteditor google-chrome mou scroll-reverser
まずはこんなところか。
- appcleaner
- キレイにゴミを残さずアプリケーションをアンインストールしてくれる
- cyberduck
- FTP や sftp を GUI で使う用に
- iterm2
- Terminal.app の替わりに使っている
- the-unarchiver
- GUI で解凍するとき用に
- cd-to
- Dock に置いておけば Finder で開いているパスを即座に iTerm2 で開ける
- karabiner
KeyRemap4MacBook
の後継- 支給された MacBook は事もあろうに、世界的に見て標準から逸脱した日本語キーボード仕様だった。よってこれで英字キーバインドに変換する
- また、Mac 特有の
Command + hoge
をCtrl + hoge
にするなど、いわゆるfor PC user
な設定にする- 自宅にも OS X はあるが、メイン機は Fedora である。よって Gnome 準拠なキーバインドになっていないと最悪死に至る為である
- onyx
- ゴミキャッシュの削除や権限の張り直しなどで活動してもらう
- coteditor
- メモ帳替わりに
- google-chrome
- メインブラウザ
- FireFox でも良いのだけどなんとなく
- メインブラウザ
- mou
- Markdown エディタ
- なくても良いけどプレビューしやすいのでそこそこ重宝する
- scroll-reverser
karabiner
と同じ理由。トラックパッドのスクロールは OS X 準拠で良いが、マウスホイールは Gnome と同じ方向にしておかないと辛ぽよ。